現行ロレックスとともに、異常とも言えるほどの高騰を見せているアンティークロレックス。資産価値、人気度は増すばかりの奥深い世界の今について調査しました。
目次
- アンティークロレックスの市場価値
- 今人気の高い3モデル
- まとめ
アンティークロレックスの市場価値
現行モデル同様、中古市場で驚異的な価格で取引されているのが、アンティークロレックスです。
その価値は、資産価値、人気ともに、別格の存在ともいえるほど高騰しています。
アンティーク市場におけるロレックスはもはや人気・資産価値は別格の存在です。確かにリーマンショック前の2007年頃はものすごく高値が付いて盛り上がっていましたが、いまはそれ以上。というよりも過去最高の金額がロレックスに付けられています。引用:リアルロレックスvol.14
今人気の高い3モデル
やはり人気は現行モデル同様にスポーツモデルに偏っています。
特に人気が高いのが、以下の3モデル。
GMTマスター1 Ref.1675
GMTマスター1の中でも、特に人気が高いのがこのRef.1675です。
赤青ベゼルやフチなしインデックスなど、アンティークならではのデザインがうけています。
中古市場の相場観としては、90万円〜200万円程度で、140万円を超えるモデルは、ブラックミラーダイヤルと呼ばれる一部の製造年式のモデルです。
Ref.1675はキャリバー1570を搭載しており、今現在もメーカーでのメンテナンスが可能なため、安心して取り扱えるアンティークモデルです。
サブマリーナ Ref.5512、Ref.5513
サブマリーナの人気は今も昔も変わらず。
アンティークモデルでは、ロングセラーである5512と5513が人気で、資産価値も高いです。
市場に出回っている数がとても少ないので、探すのは苦労しそうですね。Ref.5512とRef.5513はどちらも日付表示のないタイプですが、クロノメーター認証の有無が違いになります。
コスモグラフ・デイトナ Ref.6265
もう高騰しすぎてえらいこっちゃなのが、手巻きデイトナ。
Ref.6265はスチールベゼルのため、人気の高いプラベゼルよりは若干安く購入できます。といっても、中古相場は400万円超えです。
合わせて読みたい:デイトナの歴代モデルについてはこちらの記事をご参照ください
→ ロレックス デイトナ とは|モデルの歴史・特徴まとめ
まとめ
アンティークロレックスの資産価値は増す一方ですが、さすがにここまで高騰すると、はたしてどこまで一般ユーザーが付いて来れるのかということが、今後の鍵になります。
このまま絶えず値上がりしていくことになれば、海外からの免税購入者が増える一方、国内の需要は徐々に鈍ることになり、アンティークロレックスを楽しむことはより難しくなっていきます。