バーゼルワールド2019で発表された新作、いろいろ盛り上がってますね！さて、今回はチューダーの2019年新作モデルを一緒に見ていきたいと思います。

目次

• チューダー TUDOR とは
• ブラックベイ ブロンズ
• ブラックベイ クロノ S&G
• ブラックベイ P01
• ブラックベイ S&G
• まとめ

動画でご覧になりたい方はこちら（Youtubeチャンネルへ）
→　https://youtu.be/XUb6DFrVY_Q

記事内画像はチューダー公式サイトより引用
https://www.tudorwatch.com/ja

チューダー TUDOR とは

チューダーは昨年2018年に、日本でも正規店展開がスタートされ、今まさに話題なブランドのひとつです。

もともとはロレックスの廉価版ブランドとして、イギリスでスタートしたという背景がありますが、現在はロレックスのデザインの良いところを継承しつつも、オリジナリティのあるラインナップを展開しています。

2019年の新作は全部で4モデル、6バリエーション。全部 BLACK BAY シリーズです。

2019年チューダー新作｜ブラックベイ ブロンズ BLACK BAY BRONZE

まず1本目はこちら。BLACK BAY BRONZEです。ブロンズケースを用いたブラックベイは、2016年にベゼルと文字盤がブラウンのモデル、先に発売されていましたが、今回登場の新作はスレートグレーという新色です。

ブロンズケース自体、結構インパクトのあるもので、2016年登場時にはかなり話題になりましたよね。合金とはいえ銅ですからね。してるうちに黒ずんでしまわないのだろうかと思うのですが、その点はクリアしているのでしょう。防水性能もしっかり200mあります。

ステンレスやチタン、ゴールド素材では出しにくい風合いがなんとも魅力的です。古さとか、変化とか、錆びとか、そういったものにピンとくる方は好きなデザインなのではないでしょうか。

かなりカジュアル寄りなので、いろいろ遊べそうなモデルです。オールドスタイルの2輪とも相性良さそうです。SR400とか、EVO以前のハーレーとかですね。あとはレザーアイテムとの相性も良さそうです。

ムーブメントはMT5601なので、前作のブラウンと同じものを使用しています。70時間のパワーリザーブを有し、衝撃や振動にも強い作りで、実用性・信頼性ともに評価の高いムーブメントです。

2019年チューダー新作｜ブラックベイ クロノ BLACK BAY CHRONO S&G

続いてこちら。同じく BLACK BAY シリーズですが、これはクロノグラフです。モデル名末尾、S&Gということで、ステンレススチールとゴールドのコンビ素材モデルであることを表しています。

チューダーのクロノグラフは、1970年に登場したモデルが最初ですが、このモデルはそこからの系譜ではなく、あくまでブラックベイの新バリエーション。2017年に先にオールステンレスモデルが発売されており、今回の新作はその素材違いとしての展開になります。

ブラックベイなので、レーシングウォッチではなくダイバーズウォッチの系譜となります。チューダーには、過去クロノタイムというクロノグラフモデルがありましたが、そちらはインダイヤルが縦3つ目。対して新作ブラックベイクロノグラフは横2つ目と、文字盤からも構造自体異なることがわかりますね。

これ、ブレスレット変えると一気に印象変わりますね！黒ブレスもカッコいいな。これ、いままでのチューダーのラインナップで、一番高級感ありますよね。100万円くらいしそうな顔つきしてます。

実際いくらなのかというと、18KGを用いたコンビブレスレットのモデルで定価￥724,700。ストラップ仕様であれば定価￥596,500です。実勢価格はどうなるんでしょうね。

先に発売されているステンレスモデルの場合、定価が￥534,600に対して、実勢価格45万円前後と、実勢の方がお得感ありますが、新作は高騰の予感がします。

ベゼルがブラックに変わっていて、ロレックスデイトナの新型のような雰囲気もあるので、もしかしたら人気が爆発する可能性あると思います。

2019年チューダー新作｜ブラックベイ P01 BLACK BAY P01

さて、次いきましょう。BLACK BAY P01。P01というのは、プロトタイプのナンバー1という意味だそうです。ブラックベイはサブマリーナの復刻モデルですが、このP01は1967年に米軍より依頼を受けて作製したモデルの復刻版。

なので、他のブラックベイとは毛色が異なるわけですね。デザインにもその感じ、出ています。過去、軍用時計と多く手掛けてきたチューダーだけに、この復刻モデル登場を喜ぶファンは多そうです。

かなり独創的で大きく見えるデザインですが、ケースサイズは42mm。ミリタリーダイバーとしては、ちょうど良いサイズ感だと思います。

遠目で見ると、ロレックスのエクスプローラー２っぽさも感じますね。定価は￥418,500です。

2019年チューダー新作｜ブラックベイ BLACK BAY S&G

最後はこちら。プレーンベゼルのBLACK BAYにも、S&Gが追加されました。こちらは先に発売されているステンレスモデル同様に、41mm,36mm,32mmと3サイズで展開されます。

新作のS&Gには、5連ブレスが装備されてますね。

18KG使用しているモデルなのに、メチャクチャ安くてびっくりしますね。41mmで定価￥440,200ですからね。兄弟ブランド・ロレックス・デイトジャストの半額以下というのは、かなり魅力的だと思います。

まとめ

というわけで、チューダーの2019年新作ウォッチ、見てきました。

やはり個人的に気になるのはクロノグラフのS&Gですね。これはホントにかっこいいと思いました。多少の高騰は仕方ないにせよ、せっかくの兄弟ブランドなので、ロレックスみたいに買えない時計にはなってほしくないですよね。

独自ブランドとしてのスタンスはできつつあっても、やはりロレックスをリーズナブルに感じたいというユーザーは多いと思いますので、ぜひ一生懸命量産してもらいたいと思います。

見足りない分は、ぜひブランドサイトにてご覧ください。

チューダー公式サイト
https://www.tudorwatch.com/ja