2012年に現行モデルにチェンジされ、より高い評価を得ている『ロレックス・サブマリーナ』。2013年1月から現在までの約2年半で、市場価値、そして買い取り相場はどのように変化したのか、まとめてみました。(記事内最新リンクあり)
目次
- 2013年のサブマリーナの市場価値
- 2015年9月現在のサブマリーナの市場価値
- 2年半で買い取り価格の変動は?
- まとめ
追記:
2018年2月のサブマリーナRef.114060の買取価格はこちら
2013年のサブマリーナの市場価値
ソース:パワーウォッチ2013年3月号(交通タイムス社)、その他ネット調べによる。
今回の調査対象ですが、2012年に発売された 『ロレックス・サブマリーナ Ref.114060』 についてまとめてみたいと思います。
まず、2013年1月中旬の新品実勢価格は以下の通りです。
¥520,000〜¥570,000
安さにびっくり!!
当時の国内参考定価が 68万2500円 ですので、実勢価格はその8割くらいの設定だったようです。
「まだ値打感がなく、最適な購入時期はまだ先。」とのコメントが記されていましたが、「いやいや!今買っといた方がいいから!」と教えてあげたいです。
2015年9月現在のサブマリーナの市場価値
そして、現在の実勢価格は、以下の通り。
¥768,000〜¥790,000
直近二度の定価改定により、現在の国内参考定価は、76万6800円まで値上がりしており、実勢価格も同じように値上がりしています。
2年半で買い取り価格の変動は?
実勢価格の変化と、定価の変化をみてわかる通り、約2年半という短い期間にも関わらず、ロレックスの時計の価値は全体的に底上げされています。
- 実勢価格の変化率 ⇒ 38.6 〜 47.7% 上昇
- 国内定価の変化率 ⇒ 12.4% 上昇
定価の変化に対し、実勢価格の変化の方が大きいことが、需要の強さを物語っています。
買い取り価格ですが、当時の正確な換金率がわかりませんので、仮に現在の買い取り換金率と同等として考えてみます。
実勢価格上限値 ¥790,000
現在の買い取り価格上限値 ¥630,000
なので、現在の換金率は約79.7%です。
2013年1月中旬のデータを当てはめてみると、
¥570,000 × 79.7% = 約45万円
が、当時の買い取り価格と予想され、ここ2年半で、20万円ちかく上昇しているということになります。
まとめ
サブマリーナは、先代モデルも市場価値が高く、購入を検討している方は多いと思います。
>> 新旧モデル比較『サブマリーナ』買取まで見据えた購入検討
また、アンティークサブマリーナも資産価値は右肩上がりです。
>> 【ロレックス買取調査】サブマリーナは資産と成り得るのか
2013年の1月中旬頃に新品で 現行サブマリーナ Ref.114060 を入手したのであれば、いま売却すると、5万円近く利益が出る計算になります。
約2年半もの間、サブマリーナをタダ同然で所有し、なおかつ手放すときにプラス5万円貰えるって、すごい資産価値です。
購入時の価格と売却時の査定額がほとんどかわらない、という例はロレックスならではの価値と言えますね。