ロレックス オイスターパーペチュアル のアンティークモデル Ref.6567 の買取価格を調査しました。1950年代から60年代後半にかけて生産されたメンズモデルで、34mm径の18Kゴールド製ケースに自動巻ムーブメントを備えた気品溢れる逸品です。
目次
- ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.6567 とは
- ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.6567 の買取価格
- まとめ
ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.6567 とは
ロレックスオイスターパーペチュアルの4桁リファレンスモデルは、1950年代に登場し、1960年代後半まで製造されました。
Ref.6567は、18Kゴールド製の34mm径ケースに、ノンデイト(日付なし)タイプの自動巻ムーブメントを搭載したモデルとなります。この組み合わせはこの時代のロレックスにしか見られないため、アンティークロレックスファンからの支持がとても厚いモデルとなります。
ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.6567 の基本スペック
製造年:1950年代〜1960年代
ケース&ブレス素材:18Kゴールド or スチール
ブレスタイプ:リベットブレス、巻き込み、レザー
ベゼルタイプ:フルーテッド
ケースサイズ:34mm径
ムーブメント:cal.1030,1560,1570,1120
インデックス:楔、バー、369
この時代のオイスターパーペチュアルは、同時期に約25種類が製造されています。34mm径のモデルも多数あり、一見ではどの型番のモデルなのか、判断がつきにくいのが特徴です。
同じRef.6567でも、スチール製の個体もごく稀に見つけることができます。
ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.6567 の買取価格
それでは、ロレックス・アンティーク・オイスターパーペチュアルRef.6567の中古販売価格から見てみましょう。
(2017年12月調べ。Rakutenおよびクロノ24にて調査。)
オイスターパーペチュアル Ref.6567 ユーズド販売価格
¥414,911 〜 ¥947,594
ユーズド販売品はRakutenで5本、クロノ24では14本見つけることができました。アンティークオイスターの中では比較的流通量があり、なおかつ高額でした。
最高値は1955年製の個体で、オリジナルオイスターブレスを装備していました。
続いてアンティーク・オイスターパーペチュアルRef.6567の買取価格を見ていきましょう。
(2014年〜2017年の業者オークション実績より)
オイスターパーペチュアル Ref.6567 買取実績価格
¥100,000 〜 ¥270,000
中古販売価格が高額なのに対し、買取価格は控えめな金額でした。
これは、アンティークロレックスでよく見られる傾向なのですが、買取店が買い取った後、メンテナンスなどにかける費用が高額であるため、販売価格と買取価格に開きが生じています。
まとめ
ロレックス・アンティーク・オイスターパーペチュアルRef.6567の買取価格ですが、時計の状態によって買取価格に差が生じるのはもちろんですが、それ以上にオリジナルパーツの維持がどれだけ出来ているかということが重要になってきます。
アンティークロレックスの場合、数多くのメンテナンス履歴があるのが普通ですが、どこの修理技師がどのように手を入れたかということが、時計の価値に大きく関わります。メンテナンスの過程でオリジナルパーツがしっかり残されていれば価値は高く、逆に社外部品や代替純正部品などに交換されてしまっている場合は価値が下がります。
売却の際は、その点もすべて見極めて査定が出来るお店に依頼するようにしましょう。