ロレックスは高く買い取ってもらえます。
それが狙いで購入した方も多いでしょう。
資産としてロレックスを保有するのはとてもおすすめできる選択肢です。
資産価値としての側面からまとめた記事はこちらです。
>> ロレックス、買い取りを見据えた資産価値は?
さて、他ブランドの追従を許さない高換金率の秘密は?まとめてみました。
目次
- ロレックスの換金率水準
- 高換金率の秘密:認知度
- 高換金率の秘密:流通量/市場価格の安定性
- 高換金率の秘密:丈夫さ
- 高換金率の秘密:実用性
- まとめ
ロレックスを高く売却するための基礎はこちら
→ ロレックス 高価買取 5つのコツ
ロレックスの換金率水準
ロレックスの買い取り相場から換金率を算出しました。
詳細はこちらの記事にて
>> 【調べてみた】ロレックス 買取相場 2015年夏版
デイトナ:約90%
サブマリーナデイト:約80%
エクスプローラーⅠ:約70%
ロレックスその他モデル:約60%(モデルによって変わります)
換金率は正規販売価格から計算しているので、並行輸入店で購入している場合には上記数字から下がる場合があります。
これは主にデイトナとサブマリーナに適用します。
高換金率の秘密:認知度
高換金率とは人気によって裏付けられるものであり、それに影響するのは認知度の高低です。
JETROによる2012年調査によると、ロレックスは2位に大差をつけて広まっている商品です。
2012年 世界の時計ブランド売上高ランキング
ソース:JETRO(単位:100万フラン)
1位 ロレックス 4,000
2位 カルティエ 2,200
3位 オメガ 1,950
4位 パテック・フィリップ 1,050
5位 ロンジン 890
6位 タグ・ホイヤー 880
7位 ティソ 800
8位 スウォッチ 670
9位 ブレゲ 620
10位 オーデマ・ピゲ 550
3位、5位、7位、8位、9位はスウォッチグループです。
こうしてみると有名ブランドの大半を占めていますね。
雲上ブランドのパテックとオーデマピゲもランクインしていますが、超高額のため本数は出ていないのでしょう。
中~高価格帯を抑えていつつ、本数も出している結果、ロレックスの圧勝です。
レアリティは他より低くなっていたとしても、持っている人が多いのはそれ自体が広告的に機能しますし、安心感にもつながります。
突出した実績が圧倒的な認知度を形成しています。
高換金率の秘密:流通量/市場価格の安定性
認知度の項と連動しますが、その流通量は安定感へとつながります。
レアリティが高いというのは高利益の源泉である一方、需供給の観点ではピーキーなものとなります。
その点、ロレックスは安定しているので、波が抑えられており、ビジネスも成り立ちやすいと言えます。
買い取り業が形成されやすいというのも、中古市場での高換金率を保証する重要な要素です。
余談ですが、 『 中古ロレックスで認知形成 → 一定割合が新規購入客へ移行 』 というのが狙いでしょう。計算されていますよね。
高換金率の秘密:丈夫さ
ブランド形成は虚構的なところも正直ありますが、ロレックスは品質自体が非常に高いです。
ロレックスの三大発明に数えられるオイスターケースがその一つです。
とにかく丈夫!
気を遣わなくていいというのは、普段使いにおいて重要です。
そして、普段使いが多いということは、ユーザーのすそ野が広がるということで、これもまた今の大きな市場シェアの獲得につながっています。
高換金率の秘密:実用性
半永久に動くパーペチュアル機構、そして地味に嬉しいデイトジャスト機構。
時計としての使い勝手は抜群です。
また、デザイン面でもシンプルであらゆるシーンにマッチします。
言うまでもなく、これらも幅広いファンを獲得することに有益です。
まとめ
今となってはブランドとしての見せ方が注目されがちなところもありますが、その土台形成をしているのは「確かな品質」です。
だからロレックスって、買うのも使うのも安心なんですよね。それって買い取りに出すのにも安心ということです。
虚像ではなく確固たるものに裏付けられた高い換金率は、これから先も大きく変わることなく維持されていくことが期待できます。
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