2015.04.12

ロレックス関連用語|タキメーターとは

更新
ロレックス400タキメーター

タキメーターはモータースポーツの場において、時間から時速を計測するための計器です。ロレックスではデイトナに装備されており、1989年頃から時速400kmまで測定可能になりました。

タキメーターの使い方

タキメーターはカーレーシングのためのものなので、普段使いで使用する機会はそうそうないと思いますが、使い方は非常に簡単なので書いておきます。

  • 車等の発進と同時にクロノグラフをスタート。
  • 1km到達と同時にクロノグラフをストップ。
  • その時クロノグラフ針が指しているタキメーター上の数字が平均時速。

400まで目盛りがある現行デイトナのタキメーターは、最初の1kmで平均時速400kmまでのスピードが出る乗り物であれば使用可能ということになります。

ちなみに、ヴィンテージモデルのデイトナであってもタキメーターは50が最小数になるため、日本の一般道では活躍の機会がなさそうですね。

タキメーターベゼルも歴代で進化

デイトナのタキメーターは、ベゼルに刻印されていますが、その表記は1989年以降の製造モデルから400まで刻印されるようになりました。

それ以前は200までの表記でしたが、歴代デイトナを細かく分類すると全部で10種類以上のバリエーションが存在し、それぞれに価値が付いています。

200タキメーター

特に顕著に価格が変化するのはRef.16520で、1型(1988年から1989年まで製造)と呼ばれる最大値200までのものと、2型(1989年のわずかな期間のみ製造)と呼ばれる225と250の記載がある 通称225タキ が高額になっています。