2017年バーゼルワールドウォッチフェアで新型へのモデルチェンジが発表されたロレックス・シードゥエラー。これまで現行であったRef.116600シードゥエラー4000の買取価格は、新型の登場でどのように変化するのでしょうか。
目次
- 新型登場|シードゥエラーRef.126600
- 旧型となったシードゥエラー4000 Ref.116600のこれまでの価格推移
- 今後の買取価格は
新型登場|シードゥエラーRef.126600
まだ記憶に新しい前回のモデルチェンジからわずか3年。今回のモデルチェンジは、ムーブメントの変更と、それによるフェイスサイズの大型化が行われました。
詳細はこちら
→ 2017年新型シードゥエラー126600発表!43mmビッグサイズの赤シード
これにより、Ref.116600は2014年から2016年という短い製造期間を終えることになりました。
旧型となったシードゥエラー4000 Ref.116600のこれまでの価格推移
マリンモデルとしては、サブマリーナに次いで人気の高いシードゥエラー。過去の価格推移を見ていきましょう。
上記グラフは、シードゥエラーRef.116600の2014年6月(日本上陸直後)から2017年4月までの価格推移です。
定価が2015年2月中旬に改定されているため、そのタイミングで新品実勢価格も上昇しています。その他の動き的には、円相場の動きとほぼ重なり、円高になれば下降、円安になれば上昇という動きをしていました。
今後の買取価格は
気になるロレックス・シードゥエラー4000 Ref.116600の今後の買取価格動向ですが、上記グラフの通り、今後も円相場の影響を大きく受けるのは確実です。
それに加え、生産終了となったあとで人気に火がつきレアモデル化するかという点が気になるところではありますが、おそらくその線は薄いものと判断します。
過去プレミア化したモデルは、ほとんどが現行時代から定価以上の価格で取引されていたものです。現在でいうと、GMTマスター2青黒ベゼルや、ディープシーDブルーなどがそのパターンになり、これが今生産終了になれば間違いなくプレミア化しますが、シードゥエラー4000の場合、上記グラフの通り定価以上で取引されていたのは発売当時の一瞬限りとなっています。
そのため、新型にバトンタッチしたあとも円相場によって基本変動し、あとは時計の状態によって査定額が判断されるという流れになる可能性が高いです。
追記:2017年12月更新記事
→ ロレックス シードゥエラー4000 Ref.116600 買取価格 2017年まとめ
売却のタイミングとしては、円安時期(1ドル112円以上)のタイミングを狙って、買取店に査定してもらいましょう。