2018.12.19

知っておきたい腕時計のドレスコード|フォーマルシーンで外さないドレスウォッチ入門

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結婚式や会食・パーティでは、服装だけでなく時計のドレスコードにも気をつけたいですよね。完璧な着こなしでも、時計一つでバランスが大きく崩れてしまうことも。

そこで今回は、実は見られる「時計のドレスコード」を紹介します。

目次

こんな場面が「フォーマルシーン」

ドレスコードが求められる「フォーマルシーン」。具体的には次のような場面がフォーマルシーンと言われています。

  • 冠婚葬祭
  • 式典(入学式・卒業式・成人式・祝賀会・記念式典・表彰式典など)
  • レセプション・クリスマスパーティ
  • 高級ホテルでのディナー・会食
  • ◯◯会や◯◯式といった名称の催し物

ドレスウォッチの条件

ドレスウォッチの条件を一言で言うと、「シンプルな薄型2針であるかどうか」。

さらに細かく見ると、以下のような要素のある時計が、ドレスウォッチと認識されます。

  • 薄型ケース
  • ラウンド型(丸形)のケース
  • 18K製ケース
  • 長針・短針以外の機能が無い
  • 白文字盤である
  • 黒の革ベルト(表にステッチのない竹符のエナメルクロコ)
  • ローマ数字インデックス

これら全てを満たすもののみが「ドレスウォッチ」ということではありませんが、これらの要素を満たす数が多いほど、より正装に近いドレスウォッチとなります。

秒針やカレンダーなど、機能性が増えるほど「時間に追われている」という印象を与えるため、「時間を気にしないほど優雅な時を過ごす」ようなパーティーにはふさわしくないというのが、ドレスウォッチの条件の由来です。

とはいえ気にし始めるとキリがありませんので、「シンプルな薄型時計か」と言えるかどうかが、現実的なドレスウォッチの線引きと言えるでしょう。

避けたほうが良い時計とは

反対に、これらの条件と真逆の時計ほど、フォーマルシーンでは浮いてしまうリスクの高い時計となります。特に以下のような時計は、公式感の強い場面では避けるのが望ましいです。

  • デカ厚ケース
  • ラウンド型以外のケース
  • クロノグラフやダイバーズなどの多機能時計
  • カラー文字盤
  • 金属ブレス、特にラバーストラップ

こちらも程度問題で、たとえばジャガールクルトの「レベルソ」はスクエア型ケースながらも、ストラップや2針のシンプルなデザインから、フォーマルシーンに合わせられる時計といえます。

ただし派手な色の時計やダイバーズ・クロノグラフなどの多機能ウォッチ、ラバーストラップの時計は、明らかにドレスウォッチとは言えませんので、避けたほうが良い時計に当たります。

まとめ

たとえロレックスであっても、時と場合によってはフォーマルシーンに適さない時計となってしまいます。

いざという時に時計一つで浮かないためにも、NGラインを超えない時計をご用意しておくことをオススメします。