ロレックスGMTマスターのアンティークモデル Ref.1675 の買取価格を調査しました。ツートンベゼルと小振りなディテールで人気の高い2代目GMTマスター。2016年4月の販売価格から、買取価格を推察します。(2017年追記あり)
目次
- GMTマスターRef.1675 はアンティークロレックス名機中の名機
- ムーブメント cal.1570 搭載の他のモデル
- 販売価格から買取価格を推察
- まとめ
追記:2018年以降の買取相場はコチラ
→ ロレックス GMTマスター Ref.1675 買取相場まとめ
GMTマスターRef.1675 はアンティークロレックス名機中の名機
チェ・ゲバラ愛用モデルとしてお馴染みのロレックスGMTマスター。
ref.1675は、1960年に登場したセカンドモデルです。
GMTマスター Ref.1675 の基本スペック
製造年:1960年〜1980年頃
ムーブメント:cal.1570
防水性能:50m
風防:プラスチック
ケース:ステンレススチール
ケース径:40mm
GMTマスターRef.1675が名機と呼ばれる所以は、ムーブメントにあります。
搭載されているムーブメントcal.1570は、製造終了して35年以上経っている現在でも、日本ロレックスがメンテナンスを受付しているという伝説的なムーブメントなのです。
cal.1570は、1960年代に誕生。その後約20年もの間、ロレックスのスポーツモデルに使われてきました。
cal.1570の主な特徴
- 長時間高精度を維持できるより
- 細かい部品まで分解メンテナンスできる
- 各パーツが耐久性に優れている
- 構造がシンプルでトラブルが少ない
耐久性が高い点とメンテナンスのしやすさから、マイスターも絶賛の名機です。
ムーブメント cal.1570 搭載の他のモデル
cal.1570はその絶大な信頼性から、スポーツモデルロレックスの進化を支えてきました。
Cal.1570系ムーブメント搭載の主なモデル
- サブマリーナデイト Ref.1680
- エクスプローラⅠ Ref.1016後期型
- デイトジャスト Ref.1601
- オイスターパーペチュアルデイト Ref.1500
どれもアンティークロレックス市場で人気の高いモデルです。
販売価格から買取価格を推察
cal.1570の信頼性と特徴的なディテールで、GMTマスター1の人気は、常にアンティークロレックス市場の中心となっています。
GMTマスター Ref.1675 の販売価格(2016年4月ネット調べ)
ロレックス GMTマスター Ref.1675 の販売価格
¥798,000 〜 ¥1,750,000
製造期間が約20年と長いため、その中でマイナーチェンジが何度か行われており、その仕様によって販売価格が異なります。
ブラックミラーダイヤルや、ヒラメリューズガード、6ドットありなど、マニアが喜ぶネタがたくさんあり、その希少さや人気の高さで販売価格が変わるというわけです。
6ドットありのブラックミラーといったら、もうヨダレものの激レア品となり、150万円超が販売相場となります。
ちなみに、GMTマスターref.1675の人気の高さは、こうした希少性だけでなく、アンティークの中では生き残っている数が多く、比較的手に入れやすいということにも由来します。
ディテールのみを気に入って購入を検討する場合は、こうしたマニア的価値を気にせず探せば、100万円以下の時計にもたくさん出会えます。
GMTマスター Ref.1675 の買取価格推察
アンティークという特性上、ネット調査ではリアルタイムの買取実績を探す事が困難です。
なので、だいたいの査定額は、販売相場から読み取るしかありません。
ロレックス GMTマスター Ref.1675 の予想買取相場
¥500,000 〜 ¥1,150,000(2016年4月)
追記:2018年以降の買取相場はコチラ
→ ロレックス GMTマスター Ref.1675 買取相場まとめ
GMTマスターref.1675をネットで査定依頼する場合は、製造年式がわかるかどうかが重要な査定ポイントになります。年式がわからないと、査定額を提示するのは難しいと思います。
ギャランティ(保証書)が無い場合は、お店に持っていくか、宅配買取の無料査定に出してみない限り、買取価格はわかりません。
まとめ
GMTマスターRef.1675の買取は、メーカーメンテナンス可能ということもあり、アンティークに強いお店のみならず、通常のロレックス買取店でも高価買取が期待できます。
コレクターとして購入したということでなければ、ご自分が持っているバージョンがどれなのか、わからないというのが普通ですから、一度お店に相談してみましょう。