ロレックス『シードゥエラー 4000』Ref.116600。サブマリーナの上位機種にあたる人気モデルで、防水性能は1,220mと高いスペックを誇るプロフェッショナルウォッチですが、日常使いにおいてはブラックのゴツい本体を持て余してしまうことも。
というわけで、ロレックス買い替え時の基本ノウハウとともに、シードゥエラー4000 Ref.116600から買い替える場合、なにを買うべきなのか、おすすめの買い替えパターンを4つご紹介いたします。
目次
ロレックス シードゥエラー4000 Ref.116600とは
サブマリーナの上級モデルとして1960年代に登場したロレックス【シードゥエラー】。
潜水というカテゴリーにおいて、様々なプロジェクトに参加しており、モデル初期にはフランスの潜水事業ブランドCOMEX社との共同開発も行なっていました。
プロフェッショナルダイバーズウォッチとして、 シリーズ発売当初から610mもの防水性能を誇り、1978年のモデルチェンジでは防水性能1,220mにまでスペックアップされています。
一度2009年から2013年までは生産ラインナップから外れたものの、2014年に【シードゥエラー4000】として待望の復活遂げ、話題を呼びました。
シードゥエラー4000 Ref.116600 の基本スペック
- 製造年:2014年~ 2017年
- 素材:ステンレススチール
- ベゼル:セラクロム製逆回転防止ベゼル
- ケースサイズ:40mm径×15mm厚
- 防水性能:1,220m
- ムーブメント:cal.3135
- 風防:サファイアクリスタル
ロレックス買い替え時の基本的な考え方
ロレックスの買い替えを検討する場合、もっとも大切なのは迷子にならないことです。
魅力的なモデルがたくさんあるため、買い替えの目的をしっかり持たないと、検討中というステータスから抜け出せず、結局買い替えを決められないまま時間だけが過ぎていってしまいます。
そのため、買い替えの目的がハッキリしている前提の上で、以下5つの項目において検討を進めていくことで、欲しいモデルを導きだしましょう。
1、予算
2、デザイン
3、素材
4、資産価値
5、機能
5つの買い替え検討項目の詳細はこちら
→ ロレックス買い替え時に迷わないための5つの検討項目
下取り価格112万円で何買う?シードゥエラー4000 Ref.116600 買い替えおすすめモデル3選
では、上記踏まえた上で、シードゥエラー4000 Ref.116600 からのおすすめ買い替えモデルをご紹介していこうと思います。
Ref.116600の下取り価格は ¥940,000 〜 ¥1,292,000 が相場となります。(2018年3月時点)
ちょうど真ん中あたりを取って、下取り価格112万円ということでこの先の話を進めていきたいと思います。
おすすめ1、やはりシンプルがベスト!ロレックス エクスプローラー1 Ref.114270
最初のおすすめは、超シンプルなスポーツロレックス、旧型エクスプローラー1です。
買い替えポイント:
たどり着くのはやっぱりシンプルスポーツ!
あえての36mmでヴィンテージ感を!
ここが変わる:
ダイバーズ → シンプル3針
1,220m防水 → 100m防水
40mm径 → 36mm径
カレンダーあり → なし
ここは変わらない:
同じロレックスの人気モデル
ステンレススチール製ピュアスポ
予算:
買い替えて60万円以上の現金が余る
ロレックスのシンプルスポーツモデル・エクスプローラー1。Ref.114270は、2009年まで製造された旧モデルです。
現行モデルのケース径が39mmなのに対し、この旧モデルは36mmと一回り小さめ。だからこそ演出できるヴィンテージ感でおしゃれ度は間違いなくアップします。
女子ウケを狙うという意味でも、シンプルな3針の高級時計はおすすめです。(参考:”女子ウケ腕時計” モテるのはどれだ!?おすすめはシンプルデザインの高級ウォッチ(ROLEX、Cartierなど))
潜水性能は100mと大幅にダウンしますが、その分陸上での軽さは段違いです。いままでダンベルでも持っていたんじゃなかろうかと思うほどの解放感が味わえます。
予算面でもありがたい現金捻出の買い替えプランです。
おすすめ2、華やかなグリーンで目立ち度UP!ロレックス サブマリーナデイト Ref.116610LV
おすすめ2本目は、華やかなグリーンで気分一新。サブマリーナデイトRef.116610LVです。
買い替えポイント:
グリーンカラーで明るい印象にイメチェン!
下取り予算があるからこそ手軽に買える現行レアモデル!
ここが変わる:
1,220m防水 → 300m防水
モノクロカラー → グリーン
フラットレンズ → サイクロップレンズ
ここは変わらない:
同じロレックスの高級モデル
同じダイバーズモデル
予算:
ユーズドならで130万円前後
わずかな追加予算で買い替え可能
現行のカラー系スポーツロレックスといえば、こちらのグリーンサブマリーナ(と、もう2本はGMTマスター2の青黒と新型ペプシ)。実際ロレックス購入検討時には必ずといってもいいほど目に付くモデルです。
というわけで、2本目のおすすめは、あの時迷った購入候補に買い替えてみるという選択です。
同じダイバーズロレックスであるため、機能面では防水性能くらいの違いしかありませんが、これまで黒一色だった時計から、華やかなグリーンの時計に買い替えるこのプランは、思い切ったイメチェンにもなります。
ダイヤルもベゼルもグリーンですので、ネクタイやシャツの色を上手くコーディネートする必要がありますが、そういった意味でもよりおしゃれを楽しめる買い替え戦略となります。
おすすめ3、バーゼル最新モデル!新型GMTマスター2 ペプシ Ref.126710BLRO
おすすめ3本目は、早速攻めの姿勢で狙いたい!バーゼル2018の新作です!
買い替えポイント:
復活の伝統カラーGMTマスター!
なぜかおしゃれに見えてしまうペプシベゼル!
ここが変わる:
ダイバーズ → パイロット
1,220m防水 → 100m防水
逆回転防止ベゼル → 両方向回転ベゼル
GMTなし → あり
ここは変わらない:
ステンレススチール製
同じロレックスのピュアスポーツ
予算:
予想価格は130万円前後
下取り予算が強い味方に!
Ref.126710BLROは、2018年3月のバーゼルワールドにて発表されたばかりのモデルです。
GMTマスターシリーズの伝統カラーである『ペプシベゼル』を纏い、一見ポップなカラーリングながら、5連のジュビリーブレスがドレッシーな印象を加え、大人の高級感が漂うスポーツウォッチに仕上がっています。
デザイン以外でも、最新のムーブメントを搭載しているため、パワーリザーブが70時間に延長されている点が嬉しい変更ポイントです。
予算は当然追加が必要と割り切っていただき、それ以上に買い替え時のハードルとして立ちはだかるのは “いつ変えるのか” ということです。
バーゼルの発表があったからといっても、すぐに日本に輸入されるわけではなく、市場に出てくるのはおそらく最速でも2018年夏くらい。
発売のタイミングでは確実に高額ですが、その後価格が下がるかというとその可能性は半々です。同じGMTマスターの青黒(2013年発売)の例では、価格が落ちずにずっと上昇傾向ですから、多少高くても見つけたら買ってしまった方が、後に後悔せずに済みそうですね。
間違いなく現行プレミアムモデルになるため、資産価値という意味でも良い買い替えになります。
おすすめ4、やっぱり買い替えない
最後のおすすめプランは、「買い替えない」という選択です。
買い替えないポイント:
製造年数はたったの4年!
これから値上がりの可能性十分あり!
さて、ここまで買い替えおすすめのモデルを紹介してきましたが、最後のおすすめはやはり買い替えないという選択です。
Ref.116600は2014年の復活からたったの4年で次期モデルとなるRef.126600へと現役をバトンタッチしてしまいました。
2017年のバーゼルでそのことが発表されるやいなや、新品中古ともに世界中のお店に購入希望者が殺到。一時期は楽天でも一本もないという状態にまで人気が過熱したのも記憶に新しいですね。
現在は割と落ち着いた印象がありますが、これから先、資産価値が上昇していくことが間違いないモデルですので、大事に使い続けるのもアリではないでしょうか。
まとめ
以上、長々と書いてまいりましたが、ロレックス シードゥエラー4000 Ref.116600 からのおすすめ買い替えモデル3本(と買い替えないプランの合わせて4つ)、いかがでしたか?
今回は、ブラック一色のマッチョボディからのイメチェンというテーマで選んでみました。
他のモデルからのおすすめ買い替えモデルはコチラ
→ ロレックスの買い替えカテゴリー
Ref.116600は、生産終了となったプレミアムモデルであるため、現在絶賛値上がり中ではありますが、ロレックスは他の人気モデルもすべて値上がり中ですので、ロレックスに買い替える際は、売るタイミングは特に気にせずともOKです。
ぜひ楽しんで次の相棒を探してみてくださいね。