ロレックス ROLEX GMTマスター2 Ref.16760 ファットレディ の買取価格を調査しました(最終更新:2018年5月)。赤黒ツートーンのみのカラー展開となる、ステンレススチール製GMTマスター2のファーストモデルです。現在の買取価格は¥426,360 〜 ¥1,010,000となっています。
目次
GMTマスター2 旧モデル Ref.16760 ファットレディ(コーク)とは
売る前にまず確認したいのが、売りたいロレックスの「リファレンス(レファレンス)ナンバー」です。
リファレンスナンバーについて
時計の買取では、レフ番(型番・Ref.)とも呼ばれるリファレンスナンバーごとに買取相場が分かれています。
現行モデルであれば基本的には6桁の数字(Ref.126300など)で表記されます。モデルによっては素材やバリエーションを示すため、末尾に英字が連なる形のものもあります(Ref.116500LNなど)。
参考記事:ロレックスの【マメ知識】リファレンスナンバー(Ref.)の読み方
GMTマスター2 Ref.16760 ファットレディ の基本スペック
- 製造年:1983年〜1988年
- ケース&ブレス素材:ステンレススチール
- ベゼル素材:アルミ合金
- ケースサイズ:40mm径
- 新品時重量:-
- 風防:サファイアクリスタル
- 防水性能:100m
- ムーブメント:cal.3185,3186
- ブレスタイプ:オイスター
- ベゼルタイプ:両方向回転ベゼル
- パワーリザーブ:48時間
- インデックス:ドット
- 文字盤:ブラック
製造期間中のマイナーチェンジ:
なし
ムーブメントcal.3085は、短針の単独操作が可能なGMTムーブメントです。
これまでの系譜より少し肉厚になったケース形状より、『ファットレディ』という愛称でも呼ばれています。また、ベゼルカラーが赤黒ツートンのみの展開であることもこのモデルの特徴です。
GMTマスター2 Ref.16760 ファットレディ コークベゼル について
ロレックスGMTマスター2は、1982年に登場したロレックスのスポーツウォッチです。GMTマスターの発展型として登場し、1980年代以降両モデル併売の時期を経て、2000年以降はGMTマスター2のみの展開となりました。
Ref.16760 ファットレディは、1983年にGMTマスターの上位機種という位置づけであるGMTマスター2のファーストモデルとして、GMTマスター1Ref.16750と同時期に生産されました。
Ref.16750との違いは、ムーブメントの機能で、短針単独操作が可能であることと、風防がサファイアクリスタルであることの2点となります。
関連カテゴリー:
GMTマスター買取カテゴリー
15社のサイトを調査|ロレックス GMTマスター2 Ref.16760 ファットレディ(赤黒)の最新買取(査定)相場はいくら?
ロレックス GMTマスター2 Ref.16760 ファットレディ の最新買い取り相場の詳細は以下となります(2018年5月時点)。
買取価格の詳細
Web検索上位の主要買取店にて、直近1年間の査定価格を調査しました(2018年5月時点)。対象となった買取店のうち、2つのサイトでのみ買取金額の提示を確認できました。
カドノ質店 | 要問い合わせ |
質屋さんドットコム | 要問い合わせ |
jrs | 要問い合わせ |
ピアゾ | 要問い合わせ |
ジャックロード | 要問い合わせ |
GMT | 要問い合わせ |
カイトリマン | 〜¥1,000,000 |
なんぼや | 要問い合わせ |
宝石広場 | 要問い合わせ |
買取エージェント | 要問い合わせ |
クオーク | 要問い合わせ |
ヒカカク | ¥426,360 〜 ¥1,010,000 |
ウリドキ | 〜¥520,000 |
かめ吉 | 要問い合わせ |
エコスタイル | 要問い合わせ |
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このほかバイヤー間での流通実績も調査を実施。過去6ヶ月で数本、¥550,000〜¥800,000での流通実績が確認できました。
GMTマスター2 Ref.16760 コークベゼル の買取価格と販売価格の推移およびリセールバリュー
GMTマスター2 Ref.16760 ファットレディ の買取価格調査は、今回が2回目となります。
▼買取相場推移
調査時期 | 最安値 | 最高値 |
2018年5月 | ¥426,360 | ¥1,010,000 |
2017年7月 | ¥500,000 | ¥900,000 |
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前回調査時より、価格の上下差が開く形になりました。
この傾向は、年々状態による優劣がハッキリと値付けに現れるようになっていくためであり、ヴィンテージモデルに多い傾向となります。
個体による状態差が大きいため、一概には言えませんが、例えば定価(1988年当時の定価55.80万円)比較で算出した場合、 リセールバリューは 76.3%〜181.0% という驚異の数値になります。
▼販売相場推移(新品)
調査時期 | 最安値 | 最高値 |
2017年7月 | 販売なし | 販売なし |
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1988年で生産終了となっているため、現在新品販売はありません。
(未使用品は新品ではなく中古として調査しています。)
▼販売価格推移(中古)
調査時期 | 最安値 | 最高値 |
2018年5月 | ¥1,058,400 | ¥1,988,000 |
2017年7月 | ¥750,000 | ¥1,700,000 |
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中古販売価格は今回が2回目の調査となります。最安最高ともに上昇していました。
2018年5月の最高値は、1986年製の付属品完備の個体でした。
販売価格の詳細
販売価格は、価格コム・Rakuten・ヤフオク(落札実績)・メルカリ(販売中)・KANTE・ラクマを調査。
新品販売数はすでになく、ユーズド販売数も10本程度と少なめです。
Ref.16760は製造期間が約5年と短いため、品数は今後さらに減っていくことになります。
【売り方のコツ】買取相場/売値まとめ
ロレックス(ROLEX)GMTマスター2 Ref.16760 ファットレディ の買取相場は、¥426,360 〜 ¥1,010,000となります(2018年5月調べ)。
ロレックスのステンレススチール製スポーツモデルは、現在世界的に需要が強い傾向にあり、特に状態の良い個体への値付けは非常に高額になっています。
Ref.16760も例に漏れず高騰していますが、もともとレアなモデルであることと、同じコークベゼルの次期モデルRef.16710の人気が目立つため、過去一年だけみた場合では、そこまで大きく値上がりしていませんでした。
マイナーチェンジがないモデルですが、売却の際は、ロレックスのヴィンテージやアンティークをよく扱っている買取業者に査定をお願いすることで、適正価格での売却を目指しましょう。
当サイトでも無料のweb査定がありますので、お店に持ち込む前の事前査定にお気軽にご利用ください。
また、査定の際は箱や保証書にも価値がつくため、忘れずに持参または送る(宅配の場合)ようにしましょう。
参考記事:
箱なしロレックスの買取|いくらマイナスになるのか?
参考|ロレックスのモデル解説
誰もが知る高級腕時計ブランドROLEX(ロレックス)。そのモデル解説になります。
ロレックスとは
ロレックス(Rolex)は、誰もが憧れる世界的に認知度が高い高級腕時計ブランドです。中古市場においても圧倒的な人気を誇りその換金率は他のブランドの水準を大きく上回ります。
その発足は1908年(前進となる企業は1905年発足)。創業より一貫して実用性に特化した時計づくりを行っており、現代の腕時計技術の礎となる3大発明『デイトジャスト機構』『パーペチュアル機構』『オイスターケース』を生み出したメーカーとしても有名です。
そのほか、世界で初めてクロノメーター認証を取得したり、世界初のダイバーズウォッチを発売したりと、数々の偉大な歴史を持っています。
GMTマスター2 とは
1955年に登場したロレックスのパイロットウォッチ『GMTマスター』。1999年まで続いたGMTマスター1と、1983年から登場し現在まで続くGMTマスター2があります。
GMTマスターの最大の特徴は、24時間針と回転ベゼルによる第三時間帯まで読み取り可能ということです。
仕事で世界を飛び回る方はもちろんこの機能が便利ですが、人気が高い一番の理由は、バリエーションの豊かさにあります。
GMTマスターは、長い歴史の中で、8世代のモデルが存在し、また素材もステンレス、コンビ、イエローゴールド、ホワイトゴールドと様々です。