2018.03.27

パテックか?エルプリか?ロレックス デイトナ 116500LN からのおすすめ買い替えモデル4選

更新

2016年、待望の新作登場で湧いたロレックスデイトナRef.116500LN。発売以来現在もずっと品薄状態が続いており、入手困難なスポーツロレックスの代表格です。

当然ながら買取価格も高額になっており、買い替えベース資金としての下取り額は頼もしい限り。そんな新型デイトナからの買い替えおすすめモデルを4つご紹介いたします。

目次

KING of ROLEX コスモグラフデイトナ Ref.116500LNとは

ロレックス Ref.116500LN は、2016年にリニューアルされた最新モデルのデイトナです。4代目以降長い間金属製のみだったベゼルがセラミックに変更され、機能面での変更はないものの、見た目の印象が大きく変化しました。

2016年の登場後、ずっと入手困難な状態が続いており、現在も正規店で購入することはおろか、並行輸入店でもかなり高額な資金がないと入手できない現行プレミアムモデルとなっています。

モデルについての詳細はこちら
新型デイトナ 116500LN 遂に発表!!2016年夏発売予定

コスモグラフデイトナ Ref.116500LN の基本スペック

  • 製造年:2016年〜現在
  • ムーブメント:cal.4130
  • 防水性能:100m
  • ケースサイズ:40mm径×12.5mm
  • 風防素材:サファイアクリスタル
  • ケース素材:ステンレススチール
  • ベゼル素材:セラミック
  • パワーリザーブ:72時間
  • 新品時重量:145g

ロレックス買い替え時の基本的な考え方

ロレックスの買い替えを検討する場合、もっとも大切なのは迷子にならないことです。

魅力的なモデルがたくさんあるため、買い替えの目的をしっかり持たないと、検討中というステータスから抜け出せず、結局買い替えを決められないまま時間だけが過ぎていってしまいます。

そのため、買い替えの目的がハッキリしている前提の上で、以下5つの項目において検討を進めていくことで、欲しいモデルを導きだしましょう。

1、予算
2、デザイン
3、素材
4、資産価値
5、機能

5つの買い替え検討項目の詳細はこちら
ロレックス買い替え時に迷わないための5つの検討項目

雲上ブランドもアリ?デイトナRef.116500LN 買い替えおすすめモデル4選

では、上記踏まえた上で、デイトナRef.116500LNからのおすすめ買い替えモデルをご紹介していこうと思います。

デイトナは下取り額が非常に高額なため、買い替え候補となるモデルも豊富に選べる利点があります。

おすすめ1、 パテックフィリップ ノーチラス 5711/1A-010

まず1本目!ぜひオススメしたいのがこちら!

パテックフィリップノーチラス

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買い替えポイント:
ラグジュアリースポーツ界のトップオブトップへ

予算:要追加
デザイン:ブランドも系統もチェンジ
素材:オールステンレスへ
資産価値:ランクアップ
機能:クロノグラフなし、カレンダーあり

世界3大腕時計ブランド『パテックフィリップ』のラグスポウォッチ・ノーチラス。唯一無二のデザインで、色気漂う大人のアイテムです。

鬼才ジェラルドジェンタによるデザイン、手作業で作られるムーブメント、すべての品質を保証するパテックフィリップシール。このモデルの魅力はこの一枠だけで語るのは到底不可能であり、恐れ多い…。

そもそもデイトナをお持ちの方に対しては、敢えて説明するまでもないかと思います。

デイトナ同様に定価での入手は非常に困難で、並行輸入店での購入が一般的な入手方法となります。その際、定価は約330万円なのに対し、並行輸入品の販売価格は550万円〜630万円とかなり高額です。

定価を大きく上回る価格で流通している点、デイトナ同様もしくはそれ以上の資産価値があり、所有欲を大いに満たしてくれる時計です。

普通にはなかなか手が出せない雲上ブランドも、新型デイトナの下取り金額があれば3割程度は補填できてしまうので、ぜひチャレンジしていただきたいです。

おすすめ2、ロレックス 新GMTマスター2ペプシ Ref.126710BLRO

おすすめ2本目は、2018年のバーゼルワールドで発表されたこのモデル。

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買い替えポイント:
同ブランドの最新目玉モデルへ

予算:余る
デザイン:モノクロ系からカラー系へ
素材:変わらず
資産価値:同程度
機能:クロノグラフなし、GMTとカレンダーあり

最新のデイトナから、もっと最新のGMTマスター2ヘの買い替えは、大きくイメージを変えたい方にオススメしたい選択です。

モノクロ系から、カラー系へ。クロノグラフから、GMTヘ。デザイン面でも機能面でも大きな変化が味わえます。

デイトナRef.116500LNは、良くも悪くもラグジュアリー色が強く、気軽に着用できないオーラ感があります。そのため、買ったはいいけど身に余る…と思っている方もいるはず。

その点、2018年のバーゼルワールドで復活を遂げた新型GMTマスター2のペプシカラーは、カジュアルさとエレガントさを併せ持っており、いろいろなシーンで気軽に使用できること間違いなし。

新型ムーブメントの装備で、衝撃振動に強くなったこともポイント高し。デイトナのように神経質な機構がないため、取り扱い面での気軽さも魅力です。

デイトナを売った金額を購入資金にすれば、ウン十万円が現金で手元に残ります。

ローンの返済に充てるもよし。新しいビジネスバッグを買うもよし。もう一本、腕時計を買うのもよし。

おすすめ3、ロレックス デイトナ Ref.116519LN 18KWG×オイスターフレックス

続いて3本目は、2017年登場の18Kホワイトゴールド製デイトナ。ラバーベルト仕様のRef.116519LNです。

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買い替えポイント:
同モデルの最新バリエーションへ
さらに素材もアップグレード

予算:要追加
デザイン:ラバーベルトでよりスポーティーに
素材:18Kホワイトゴールドへアップグレード
資産価値:プレミア度ではやや劣る
機能:同じ

ご周知のとおり、デイトナには18Kゴールド素材のラインナップもあります。

ステンレス製のモデルの人気ぶりにばかり気を取られがちですが、こちらのホワイトゴールドも見逃せないプレミアムモデルです。

Ref.116519LNは、ベルトとケースの素材以外、時計としての機能はRef.116500LNと同じ。しかしながら、文字盤が限定カラーになっているので、わかる人には一目でステンレス製でないことがわかります。

ワンランク上のデイトナを楽しみたい方にはぜひオススメしたいモデルです。

オイスターフレックスと呼ばれる専用のラバーブレスレットは、2016年に登場したヨットマスターに初めて用いられたブレスレットで、スポーツシーンにおいてはロレックス史上最高の付け心地を発揮します。

ホワイトゴールド製への買い替えなので、予算面では100万円〜120万円ほど追加する必要がありますが、市場の人気を気にしたものではない点がGOOD。

自らのこだわりを演出できるハイセンスな買い替え戦略となります。

おすすめ4、ポストヴィンテージ デイトナ Ref.16520 エル・プリメロ

最後のおすすめは、同じデイトナの先々代モデル・Ref.16520。通称:エルプリデイトナです。

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買い替えポイント:
まだなんとか買える時期だからこそ!
入手困難必須の激レアポストヴィンテージ

予算:要追加
デザイン:旧型へ
素材:オールステンレスへ
資産価値:ランクアップ
機能:基本機能は同じ

今さら旧モデル?と思うなかれ。Ref.16520は、ここ数年で大幅に品数が減り、価格も大幅上昇となっている激レアモデルなのです。

購入できるであろう時期がこの先本当に限られているであろうということで、最後のおすすめモデルにチョイスいたしました。

Ref.16520の入手が今後どれだけ困難になるのか。その詳細はこちらの記事をご覧ください。
ロレックス買取|デイトナ Ref.16520 買取価格と高値で売るコツ

上記リンク記事の通り、資産価値で言えば近代ロレックスモデル中では文句なしのナンバーワンです。Ref.116500LNを下取りに出しても、プラス100万円〜300万円が追加予算として必要になります。

(この記事を書いたタイミングでの相場なので、あなたが読まれているタイミングではもっと追加資金が必要になっているかもしれません。)

デザイン面での派手さはないものの、ポストヴィンテージ世代らしい飾り気のない感じが無骨でかっこいいモデルです。現行や先代と比較して、フラットな印象とでも言うべきでしょうか。凹凸が少なく、マットなデザインが時代を感じさせます。

通称名の “エルプリ” とは、搭載しているムーブメントの名称です。

まとめ

コスモグラフデイトナ Ref.116500LN は、2016年の発表からまだ市場の興奮が冷めやらない超人気モデルです。

その人気の裏側で、実は市場流通量が “少なくない” という事実もあります。(2018年3月26日調査時、Rakutenでの出品数は89件。)

数は十分にあるのに、なぜか値段が高い。普通は市場の数が少なく、欲しい人が多いから高くなるのであって、市場の数が多いのに高いという状態はよくわかりません。

高くても売れるという、ロレックスデイトナならではの価格設定なのかもしれませんが、この状態がいつまで続くのかは疑問です。本当の意味での資産価値が高い腕時計は、他にたくさんあります。

『買ったけどあまり着けない』『買ったけど身に余る』『別の時計に目がいく』など買い替えの動機がある場合は、高く売れる時期に売却して次の買い物の資金を作ってしまうのが良い施策になります。

Ref.116500LNは、現時点では保有していることで価値が上昇するモデルではありませんので、今現在高く売れるという強みを活かして、堅い資金源として活用しましょう。

Ref.116500LNの買取価格はこちら
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