2010年に発売された現行モデルのグリーンサブマリーナデイトRef.116610LV。デイトナやGMTマスター青黒に並ぶプレミアムモデルとして、常に品薄状態のスポーツロレックスです。人気が高く、買取価格も高額なので、買い替え時のベース資金としてもとても優秀。2018年、このモデルから買い替えを検討するならどのモデルがいいのか、4つご紹介いたします。
目次
- グリーンサブマリーナデイト Ref.116610LVとは
- ロレックス買い替え時の基本的な考え方
- グリーンサブマリーナ Ref.116610LV 買い替えおすすめモデル4選
- まとめ
グリーンサブマリーナデイト Ref.116610LVとは
ロレックス Ref.116610LV は、2010年に登場したグリーンベゼルタイプのサブマリーナデイトです。前作Ref.16610LVから外装と視認性がブラッシュアップされ、よりロレックスらしい丈夫な作りになって登場しました。
ムーブメント前作Ref.16610LVと同じcal.3135ですが、最新版には耐磁性ブルー・パラクロム製ヒゲゼンマイが搭載され、電磁波の影響を受けにくくなっています。
ブラックベゼルタイプのサブマリーナデイトRef.116610LNとは、カラーリングのみの違いとなります。
グリーンサブマリーナ Ref.116610LV の基本スペック
- 製造年:2010年〜現在
- ムーブメント:cal.3135
- 防水性能:300m
- ケースサイズ:40mm径×13mm
- 風防素材:サファイアクリスタル
- ケース素材:ステンレススチール
- ベゼル素材:セラミック
- パワーリザーブ:48時間
- 新品時重量:160g
ロレックス買い替え時の基本的な考え方
ロレックスの買い替えを検討する場合、もっとも大切なのは迷子にならないことです。
魅力的なモデルがたくさんあるため、買い替えの目的をしっかり持たないと、検討中というステータスから抜け出せず、結局買い替えを決められないまま時間だけが過ぎていってしまいます。
そのため、買い替えの目的がハッキリしている前提の上で、以下5つの項目において検討を進めていくことで、欲しいモデルを導きだしましょう。
1、予算
2、デザイン
3、素材
4、資産価値
5、機能
5つの買い替え検討項目の詳細はこちら
→ ロレックス買い替え時に迷わないための5つの検討項目
グリーンサブマリーナ Ref.116610LV 買い替えおすすめモデル4選
では、上記踏まえた上で、グリーンサブマリーナRef.116610LVからのおすすめ買い替えモデルをご紹介していこうと思います。
おすすめ1、GMTマスター2青黒 Ref.116710BLNR
まず1本目は、GMTマスターシリーズの最新作Ref.116710BLNRです。
買い替えポイント:
現行カラー系スポーツロレックスを2つとも制覇
予算:要追加
デザイン:カラー系スポロレながら違う系統のカラーへ
素材:変わらず
資産価値:同程度
機能:防水性能ダウン、GMT機能プラス
現行のカラー系スポーツロレックスといえば、グリーンサブマリーナともう一つはこちらのGMTマスター2青黒。実際購入検討時にこの2つで悩まれる方も多いはず。
というわけで、最初のおすすめモデルは、あの時迷ったもう一つの候補に買い替えてみるという選択です。
空と海というコンセプトの違いがあるため、機能面は異なるものの、価格帯はほぼ同じ。将来的な資産価値も(現時点では)同程度で、買い替え時の資金追加も少額で買い替えが可能です。
ブルーとブラックのカラーリングはどんな服装でも合わせやすく、多くのシーンで活躍が期待できます。これまでグリーンで合わせにくかったスーツにもしっくり来ること間違いなし。
おすすめ2、サブマリーナ(ノンデイト) Ref.114060
おすすめ2本目は、同シリーズのノンデイトタイプ・サブマリーナRef.114060です。
買い替えポイント:
ダウングレードして現金を獲得しながらも、同シリーズでステータスを維持
予算:余る
デザイン:カラー系からモノクロ系へ
素材:変わらず
資産価値:ダウン
機能:日付機能なし
カレンダー機能がなくなる分、時計としての機能面では劣ってしまうものの、Ref.114060はあえてカレンダーが無いシンプルなダイバーズを好むユーザーが多い人気モデル。
そういう意味では、スペックダウンという表現ではなく、スペックカットとでも言うべきでしょうか。Ref.116710LVからRef.114060への買い替えは、時計付きから見ても納得感のあるチョイスとなります。
なにより嬉しいのは、新品への買い替えだとしても、現金が10万円近く手元に残ること。財布が新調できますね。
時計がわからない人から見た場合も、緑のロレックスから黒のロレックスに変わっただけという風に見えるため、ステータスを落とさずに買い替えできる点もGOOD。
カレンダーがないことと、カラーがブラックになること以外に違いがなく、装着感も変わりありません。
おすすめ3、オメガ OMEGA スピードマスター スヌーピーアワード
続いて3本目は、オメガのレアピース。スピードマスター『スヌーピーアワード』です。
買い替えポイント:
ロレックスと同等の知名度を誇るオメガへの鞍替えは、いきなりのレアピースで
予算:要追加
デザイン:ブランドも系統もチェンジ
素材:基本は変わらず
資産価値:同程度
機能:防水性能ダウン、クロノグラフ追加
ロレックスと同等の知名度を誇る高級腕時計ブランドOMEGA。多くのモデルは、ロレックスよりも安価です。そのため、ロレックスからオメガへの買い替えとなると、ランクダウンと見られてしまうことも…。
しかし、この『スヌーピーアワード』はグリーンサブマリーナに引けを取らないプレミアムモデルです。
スピードマスター 『スヌーピーアワード』は、有人宇宙飛行のミッションに大きく貢献した企業や個人に送られる『スヌーピー賞』をモチーフに、世界限定5,441本で発売されました。
現在のユーズド市場販売価格は、100万円〜200万円。
グリーンサブマリーナを売却した金額に少しばかり追加予算が必要になりますが、自身のOMEGAデビューモデルを『スヌーピーアワード』に出来るのは、資金源となるロレックスがあってこそです。
おすすめ4、デイトナ Ref.116500LN ホワイト
最後のおすすめは、超人気のSS製スポーツモデル、デイトナRef.116500LNホワイトです。
買い替えポイント:
やっぱり欲しいよね!デイトナ!しかも白ね!
予算:要追加
デザイン:ダイバーからレーサーへ
素材:変わらず
資産価値:ランクアップ
機能:防水性能ダウン、クロノグラフ追加
ロレックスのトップオブSSスポーツモデル・デイトナ。その現行モデルとして2016年に登場したのがRef.116500LNです。
発売以降ずっと品薄高騰状態が続いており、特にホワイトダイヤルはユーズド最安値でも220万円オーバーという激レア状態。新品は250万円オーバーです。
というわけで、最後の買い替えおすすめモデルは、やっぱり欲しいよね!デイトナ!
グリーンサブマリーナをチョイスしたということは、少なからずミーハー心をお持ちだったはず。その気持ちをさらに満たしてくれるモデルとなると、もはやデイトナ以外に選択肢がありません。
デイトナ史上最速で200万円を超えたプレミアムモデルも、グリーンサブマリーナを資金にすればまだなんとか手が届く価格帯にいます!
まとめ
グリーンサブマリーナデイト Ref.116610LV は、価格コムの人気ランキングでも常に上位にいる人気モデルです。
資産性も高く、売らずに持っておこうという選択をしている方も多いと思いますが、ロレックスには他にも資産価値が高いモデルはたくさんあります。また、ロレックス以外のブランドでも資産性の高い時計は山ほどあり、『資産性が高い』という理由だけで、使わない時計を保有しているのは、もはやナンセンス。
好みや使用シーンが合わずに着用しないということであれば、欲しい時計に買い替えてしまうという選択は、とても賢い選択となります。
Ref.116610LVは、買取価格が高額なので、買い替え時の資金作りにはとても心強いモデルです。ぜひ上記参考まで、次の相棒となる腕時計を探してみてくださいね。