ベトナム進出をおすすめする5つの理由 2017年版

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東京から飛行機で約6時間。東南アジアのインドシナ半島東部に位置する、日本と似た南北に細長い国土を持つベトナム。旅行先としても人気が急上昇していますが、日本企業の海外進出先としても注目の高い国で、進出支援に関するお問い合わせも多くいただいています。

いまベトナムを進出先としておすすめしたいポイントはたくさんありますが、特にお伝えしたい理由を5点ご紹介します。

 

1. 親日国である

東南アジアはもちろん世界には親日で日本人を好きな国が多くありますが、その中でもベトナムは極めて親日的であるといえます。日本が「大好き」「好き」との回答がなんとほぼ100%という調査結果も※。実際に現地で暮らしていても、「日本が好き」「日本人が好き」というベトナム人の方の発言をよく耳にします。
 
2017年2~3月に実施された「ジャパンブランド調査2017」によると、親日度が最も高い地域について、ベトナムはタイとフィリピンと並んで1位となり、ベトナムの訪日意向度が大幅に上昇している結果が示されています。2016年は2位だったものの、2014年と2015年も2年連続で1位。ここでもベトナムの親日度の高さが伺えます。(2017年5月19日追記)
 
ただし、親日ではあるものの、日本に対する知識がまだ深くないことや、日本のものであれば無条件に喜んで買ってくれるというわけではないことは注意が必要です。進出するにあたっては事前の現地リサーチテストマーケティングをおすすめします。
※参考データ アジア10カ国の親日度調査

 

2. 人口 約9520万人・平均年齢30歳

国連予測によると、2017年5月15日時点のベトナムの人口は約9520万人。ASEAN地域でインドネシア、フィリピンに次いで3番目に人口が多く、2016年12月1日にベトナムの保健省人口・家族計画総局が開催した会合では「2026年には1億人を超える」との予想が示されました。また、CIA the World Factbook(2016年)によると、平均年齢46.9歳の日本と比べ、ベトナムの平均年齢は30.1歳と若く、街中は非常に活気に満ちています。
 
日本からベトナムへ視察にいらした方は、子供や妊婦さんの多さによく驚かれます。例えば週末のAEONモールなどは子供連れの家族でとても賑わっており、人口が増えていくエネルギッシュさが雰囲気からも感じられます。

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成長意欲や向上心が強く、新しいものに対する好奇心が高い傾向がありますので、そのような彼らの欲を満たせるような商品やサービスにビジネスチャンスがありそうです。

 

3. 成長著しい経済状況

2016年の経済成長率は6.21%(越統計総局)。日本の経済の高度成長期中ごろと状況が類似しており、今後ますますの経済発展が見込まれています。

 

4. 政治・思想が安定

ベトナムは共産党による事実上の一党独裁政治が行われています。また、国民の8割が仏教を信仰しており、思想が統一され、安定しています。テロやストなどの心配が少ないのも、進出先として好まれるひとつの要因となっています。

 

5. 生活環境のよさ(治安、食生活、物価など)

残念ながらスリなどの軽犯罪は頻繁にあるものの、銃社会ではないので、身の危険を感じることは多くなく、治安は良いといえるでしょう。アジアの料理は香草が苦手と感じる方もいらっしゃいますが、ベトナムは食材が豊富でバラエティに富んでおり、味付けも日本人の口に合いやすいものが多いです。また、ベトナム料理が苦手でも、ホーチミンやハノイを中心とした都市では日本人経営の飲食店も多くあり、食生活には困りません。
 
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物価も、現地の飲食店であれば通常はランチ1食200円〜300円あれば十分です。よりちゃんとしたレストランであっても、500〜600円程度ですので、日本に比べると半分以下。この物価の安さも魅力です。
ベトナム進出するにあたって現地へ日本人社員の派遣を検討される際に、このような生活環境のよさはメリットといえるでしょう。
 
とはいえ、物価が安いということは、ベトナム進出して商品やサービスをベトナムで販売する場合には価格競争で現地のものに勝つことは至難です。日本企業が商品やサービスをベトナムで展開していくには、その魅力をしっかり伝える必要があります。
 
どんなによい商品やよいサービスであっても、その魅力を正しく伝えられなければ現地の方に理解していただけません。
 
ベトナムへ進出・展開していくにあたって、ターゲットとなるベトナムの方へ貴社の商品やサービスの情報を発信する場所として多言語ウェブサイトの制作など様々な進出支援を承っております。どうぞベトナム進出をご検討の際には、スターマークへお問い合わせください。

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