2時間の内容を2分にまとめ。昨日のFacebook年次イベントF8。キーノート。

2019/05/01

markです。

令和おめでとうございます。そんな中私は、シンガポールから

サンノゼのFacebookの開発カンファレンスF8をオンラインで見てました。

オリジナルはこちら。

本編は2時間かかりますので、ざっとまとめました。非開発者向けです。

ほかの作業しながらメモったので抜け漏れお許しを＆勘違いあればご指摘ください。

◆2019年Facebook開発者カンファレンス F8 まとめ

Facebookは肉食系。Instagramは草食系。WhatsAppはビジネス系。

１、Facebookはプライバシー、プライベートに注力

オープンなフィードより、クローズドな、グループやイベント、ストーリーに注力。

Facebookファミリーのメッセージ系の改善と「ストーリー系」の拡充。

WhatsAppのエンドツーエンドの暗号化技術をより他のサービスへと拡充。

プライバシーに関するコメントが冒頭で見られましたが、現実的にグローバル企業の中では

Facebookメッセンジャーでの通話やテキスト交換を明確に禁じている企業もあるので

彼らの情報の取り扱い姿勢に対しては、会場の反応も厳しい雰囲気に見えました。

２、Facebookグループ会社のメッセージアプリを相互に関連づけ

Facebook messenger /Whats app /Instagramが相互乗り入れ。

実際全てのアプリを使っていますが、それぞれ開いてそれぞれやりとりするのは大変。

サービスそれぞれがありつつも

３つのサービスと一気にやりとりできるメッセージアグリゲーションアプリが出来ると

いいですね（個人的希望）

動画による滞在時間を伸ばしてYouTubeを追い上げたいFacebookは

メッセンジャーにも「動画ウォッチパーティー」にあたる機能を実装。

　

３、Facebookはコミュニティ機能をより中心に据え強化

4億人がなにがしかのグループでアクティブに活動。

それに対してインターフェース上も強化。

事例は、健康、ショッピング、ゲームグループ、プロワーカーなど。

ショッピンググループではPayPalやカードを使って決済まで出来るように。

プロフェッショナルコミュニティでは採用関連の機能が追加されていました。

スタートは北米→ヨーロッパ。

　

　

　

４、Facebookは「出会い」機能をより強化

★STARMARK®のサロンの皆様にはご説明してますが

ソーシャルは「出会い」がなくなると死んでいきますので

そこを踏まえての強化をFacebookは続けています。

恋人探しの機能「Dating」は、Tinderですね。シークレットクラッシュ機能が

今回のカンファレンスでも反応が良かった機能でしょうか。

秘密のお気に入りリストを登録しておくと、両想いになった時だけ双方に告知がされるという

なかなかドキドキする仕掛けの機能ですが、まずはアメリカ以外は南米、東南アジアから

スタートと日本にお目見えするのはまだ先のようです。

友人探しの機能や入りたいコミュニティを探す機能も強化されます。

　　　

　

５、ワッツアップはビジネスで結構使われてるのでその点強化。

とある事例では60%がワッツアップ経由のセールス。

カタログ機能と決済機能を盛り込みます。

WhatsApp上で商品閲覧から決済まで完結っていうのが当たり前になりますね。

うちの会社もシンガポールのお酒の卸はWhatsAppで完結させようかな。

　

６、Instagramは奥ゆかしいアップデート

全体的にガツガツ行く感じのFacebookに対してInstagramは控えめ。

ここら辺が20代の子たちにはちょうど良いんでしょうね。

とあるYouTube動画のコメントに「何でインスタはFbのグループになっちゃったんだ」

なんてコメントもありました。

そう言った意味ではFacebookはグループのポートフォリオを上手に作っていますよね。

ターゲットごとにメディアがある感じです。

さてインスタはクリエイトモードということで写真投稿時の機能盛り込みを強化。

トレンドから言ってもストーリーがより強化されそう。

画像が無くても投稿できるようになるので、これはちょっとした革新ですね。

あと如何にもInstagramという機能が「ちょっとお休みモード」

学校で恋人と別れてInstagramと距離を置きたい時つかってね。

という事例もナイーブな感じで「なるほどインスタっぽい」と思った次第です。

Facebookにも類似昨日はありますが、よりサービスに寄り添った感じですね。

　

 

６、Oculusは軽量化引き続き頑張ってください。

革命的な発表はありませんでした。新機種を300ドル代で発表も既定路線。

ケーブル無し、OSはゴーグル内にあり単体で稼働、軽量化、デザイン改良

路線でどんどんスペックアップしてもらって、

メガネくらいの重さと扱いやすさになってくれると良いな、と思います。

ローランド展のシャンパンコール程度の動きの少ないVRでも

別の意味で酔うくらいVR酔いするので、

コマ数改善とかもゴーグル開発会社各位は頑張ってください。